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先天運は父母の陰徳行為で、後天運は自己の努力で決まる

 墓は単なる石ではなく各家の先祖であり、親であり、人であったものをお祀りし供養するものです。こうした過去の人々を粗末に扱って、平気な人は未来の子孫への思いやりも世の中への責任感も薄い人といえるでしょう。
 よく世間のお寺などで無縁の石碑を敷石にしたり、踏み段にしたり、壁に塗りこんだりしているのを見受けますがこれは大変な間違いです。
 無縁様は慰霊塔を建立し、丁寧にお祀り供養をしなければなりません。
 たとえ無縁様であっても、もとはその土地の先祖であり先住者であったはずです。
 土地に直接、間接関係があるばかりかその土地の山、川、田、畑、道、池などを子孫のために労力を惜しまず財を費やして開拓し、維持してくださった方々です。
 ところが不幸にも無縁となりお参りの無くなった気の毒な御仏(無縁様)をお祀り供養することは、その土地在住者としては当然なすべき役目です。
 真の陰徳積み、すなわち浄行(じょうぎょう)とは、無縁墓の掃除、慰霊塔の建立、放生会、地蔵尊影の奉流(地蔵流し)、家庭での正しい先祖祭祀を行い、人々の生活のためになることを、名を出さないですることにあります。
またこうした陰徳積みはその人の運命を左右します。中年時代までの運命は、出生前約3ヵ年より出生時までの親の陰徳積みの深浅によって左右されます。中年頃までの陰徳積みは中年以後の事業(仕事)に表れ、晩年までの陰徳積みは子や子孫に表れます。特に母の中年頃までの陰徳積みは子供によい結果として表れるのです。
 この陰徳積みを推奨し、活動しているのが?風会です。有縁・無縁慰霊塔の建立、清洗浄行と陰徳積みの主旨に協力し運営を助成する会に「聰寿会」がありますので、ご参加ください。

終わり