家系図とその作り方
「歴史は繰り返す」といわれていますが、家の歴史もまた不思議なことに、過去に起きた出来事が繰り返して起こるのです。例えば親が再婚であれば、子供も不思議と再縁となるのです。家系因縁(かけいいんねん)は遺伝子のように子孫に伝わるのです。過去をかえることは出来ませんが、過去を検証し、未来を予測することは出来ますので、家運の軌道修正も可能なのです。それが「家系図学」です。
この家系図に沿って吉相墓にご先祖様が祭祀されます。家系図の記載に間違いがあり、祀るべき人が祀られていなかったり、また、祀るべきでない人を祀っていれば正しい祭祀ができません。家系の混乱を招くような祭祀は、かえって繁栄と幸せに大きな障害をもたらします。このような不幸な事態に至らないように、家系図に記載されている人をしっかりと確認しておくことが必要です。
《正しい家系図の作り方》
1、ご自分の戸籍謄本を一通とる。
戸籍謄本がとれると、前戸主や旧本籍もわかりますのでさかのぼり古い戸籍謄本を請求します。除籍になっても80年間は本籍地の役所に保管されていますのでかなり前の先祖がわかります。
2、お墓や仏壇で先祖の戒名(法名)を調査する。
戒名が不明の場合は過去帳で調べる。
1、2では以下の項目を必ずチェックしてください。
〇生年月日 〇入籍年月日 〇家督相続年月日 〇分家年月日
〇婚姻年月日 〇離婚年月日 〇死亡年月日
3、その他、現存している人の全員の生年月日を調べる。
他家へ嫁いだ人や、分家した人を明白にする。流産・中絶・死産など戸籍に記載されていない水子を調べる。また親族の長老に祖先の話しなどを聞くことも役に立つはずです。
続く
その家の先祖によって苦しめ殺された者の霊によって起こる霊障です。精神障害、肉体的病気、人間関係の不和、異常行動などがあげられる。