先祖供養の第一歩は家系図を作ること
「祖父母以上は名前もわからないし、会ったこともないのだから、それ以上は祀らなくてもよい」とか、「何代目かで養子となり、血のつながりはそこからだから、養子に来た方よりお祀りする」とか、「除籍謄本(じょせきとうほん)でわかる人からお祀りすればよい」などという話をよく耳にします。
これは大きな間違いです。このような考えで、先祖調べをおろそかにしてお祀りをしますと、大変なことになります。男の子ができても育たないとか、養子相続になったり、絶家になったりするケースが出てきます。
病気では、特に胸から上の病気にかかる人が出ますし、血液関係の病気、精神的な病気などが子孫に出てくるなど、影響は小さくありません。
このような事がないように、本家の場合は先祖をよく調べ、家系図を作ることが一番大切なことですし、先祖供養の第一歩になります。
続く
除籍謄本
戸籍に記載のある人が全員いなくなった場合(婚姻によって他の戸籍への移動や死亡等)や他の市区町村へ転籍した場合などは×印をつけ抹消されます。 全員が×印になったものを複写したものが除籍謄本です。
戸籍に記載のある人が全員いなくなった場合(婚姻によって他の戸籍への移動や死亡等)や他の市区町村へ転籍した場合などは×印をつけ抹消されます。 全員が×印になったものを複写したものが除籍謄本です。