十年前、鳥取市の方がお墓を建てられましたが、その直後にかつてなかったことが起こりました。
可愛がっていらっしゃったお子様が急病で瀕死の状態になられたのです。 竹谷先生も大変驚き心配され、さっそく私が原因を調査しに鳥取市へ参りました。 すると、墓地の整地の際に、人夫が古い墓石を小さく打ち砕いて、土中に埋めたことがわかりました。 私は「すぐに掘り出さねば」と思い、人夫の家に行ってみると、その人夫は頭も上がらぬ原因不明の病気で七転八倒し、子供も病気で、家の中は大騒ぎでした。 竹谷先生が常々、「墓石は普通の石と思うな」と教えておられたことが、今さらのように思い出されました。 |
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「お性根抜きをされたとはいえ、古い石碑を粗末に扱い、土塀や敷石に使用するばかりか、ふろ場や便所などの土台にしている寺院は大火や水害などの災難に遭い、個人の家では急死、頓死、大病、大怪我などが起こるから注意しなさい」と、いつも先生がおっしゃっていたお話を、身をもって体験させられました。 砕いて埋められていた墓石をすぐに掘り出して慰霊供養塔に合祀し、ねんごろに供養とお詫びをいたしました。その方も今では家族そろって健康となり、商売も繁盛し、毎年春秋二度の地蔵流しには必ずお詣りされています。 科学ではわからない不思議なことがあるものです。 |