かつては日本で一番の企業とか、日本新記録とか、日本国内だけでトップを争ってきました。 しかし現在では世界的な記録に変わらなければ駄目な時代になりました。 文化果つる所と言いますが、そのような場所も人知の進歩、科学の発達で無くなっていきつつあります。
 日本の墓石もかつては国内産のみでしたが、現在では中国、アメリカ、スウェーデン、イタリア、韓国などから墓石が輸入され、日本の大都市に外国産の石碑が急スピードで建ちつつあります。
現在あらゆる企業では、国際的な視野でいかに生き抜いていくかを考えねばならない時代となりました。
 タクシーに乗っても誰も料金をまけろという人はありません。なぜでしょうか、それは企業として最低の線だからです。
タクシー会社の中でも考え方、やり方の違いで、黒字もあれば赤字の会社もあります。 世界の価格は統一される方向に進んでおります。今まで国内で高いシェアを保って独走してきた企業でも、外国から格安の商品が輸入されれば一度にシェアを落としてしまいます。
 墓もだんだん規格化されて参りました。如何に生き抜くことが難しいか、墓も同じです。 悪相墓なれば建立後二十年経てば完全に脱落しております。高いお金を使い、ご先祖のために自分のためにしたので最高のように思って自己満足していらっしゃるのですが、みな形にひかれているのです。
 孤証は証ならず、墓は迷信ではなく、統計的唯物論で研究された竹谷先生の墓の研究の通りになっていきます。
いかに多くの墓が建っているか、何年か後に墓の形が残っても建立者の家庭はいかに生き抜いていかれるかと考えたとき、いかに相が大切な物かわかっていただけると思います。
 京都西方で不思議な墓を見せていただきました。墓の前で言おうとしても、一瞬言葉がでませんでした。 こういう墓の家庭は、父母、祖父母の間に特殊な陰徳が積んである家なのです。
「普通の家庭なら長男は相続できませんが、おそらく長男の方が相続されているでしょう」と申しましたが、 「いかに陰徳を積まれた家でも、この墓では死ぬような目に遭わなければ相続できません。おそらく頭に大怪我をされたはずです」と申し上げますと、
帽子をかぶられていたのでわかりませんでしたが、頭の中程から額にかけて谷間のようになっていたのです。 かつて戦争に行かれた時、ヘルメットに弾丸が当たり額にかけて抜けたのです。 普通ならば即死なのですが、三日間意識不明の後、意識が戻り生き返られたのです。 お医者さんも不思議がったようです。私が見せてもらった傷跡からも助かるとは思えませんでした。不思議なことです。
 その方がおっしゃいました。
「私の家は特別陰徳を積んだとは思えませんが、私が子供のとき、父母は育てる人のない子供を二人と私を一緒に育ててくれたのです」
 それは何物にも代えられない陰徳だったのです。だから長男が相続できない墓も相続でき、財に も恵まれていらっしゃるのです。
 全国各地のお墓を見ましたが、吉相の墓をされてすぐ良くなられない家はあっても、悪相の墓でよくなられた家は一軒としてありません。 自我で良いと思っているだけのことです。
 資本も金だけではありません。アイデアと金が寄ったものだと思います。 何故か、資本を金だけで考えたら今後金の無い企業は、金を持つことはできません。
 お墓は金とアイデアだけで建立すべきではありません。正しい墓相とは、ご先祖に対する感謝の思いが必ず必要なのです。
 今後、会社経営者は企業が生き抜いていくには会社供養塔を、個人で生き抜いていくにも、吉相墓をお建てになることをお勧めいたします。
 まさに「孤証は証ならず」です。不思議なことですが事実なのです。



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