近々大阪で徳風会のお墓を建てる方が、
「徳風会式の墓は、毎年棹石を取り替えなければならないのですか」
と質問されました。
どうしてこんな事をお尋ねになるのかと、お聞きしましたところ
「Bさんは、毎年棹石を取り替えていらっしゃるようですが・・」
とのことなのです。
私もBさんはよく存じておりましたので、こう申し上げました。
「あの方は墓に頼らず、お墓を効果的に利用されているのです。
事業でも子供でも、全面的に頼ると期待がはずれ失望も大きいのです。だから頼りきらないでよく考え、自分も努力すると、墓のとおり幸福に恵まれるものです。あの方は頭が良いので、墓の力が早く現れるように、自分も努力しお祀りされているのです」
墓石も十数年間太陽と風雨にさらされると風化し、石の光も生気も衰えていきます。新しく墓石(棹石)を取り替える事により、家運を活性化する事になるのです。
これと同じようなケースがありました。
先日ある方が、奈良でお墓を建てられました。
その家は、母親と息子夫婦の3人という家族構成ですが、息子夫婦は離婚一歩手前だとのことです。
お墓を見ても、どこも悪いところがありません。きれいに掃除がしてあるし、欠点がないのです。
母親のご主人は先に亡くなられたのですが、墓を建てられた時、若奥さんはまだ嫁に来ていなかったのです。だから竹谷先生は、未亡人(母親)が強くなって家庭を守っていけるようにお墓を建てられたのです。
「息子さんの奥さんは、欲が人一倍強い方で財布をがっちり握り、お母さんや息子さんの思うようにならないのではありませんか」
と申しますと、びっくりして身体を前に乗り出し、
「その通りです」
とおっしゃいました。
「そして何か商売がしたいと言われているはずです。水商売とか美容院とか、女性が主体になってする商売をさせてあげたら、あなたの家は必ず金銭に恵まれるでしょう。親子、夫婦であれば、女性が金をもうけても男性がもうけても同じでしょう。離婚どころかめったにない奥さんですよ。お母さんが若くしてご主人を亡くしたので "女性に力がつくお墓"を先生が建てられたのです。墓に力があるので、その後、息子さんがもらった奥さんの方に力がついたのです」
と申し上げますと、母親は非常に喜ばれ、
「さっそく嫁に商売をさせてやりましょう」
と新しい希望を見いだされました。
親が嫁に頼らず、嫁がよりよく生きていけるよう誘導されてこそ、その家は幸福に恵まれるのです。
なぜそうなるのでしょうか。
ご主人が亡くなられ母親が生きておられるので、竹谷先生が女性に力がつくように石碑の母親の法名に”妙豊”とつけ、まだ生きていらっしゃるので文字に赤色が入っているのです。法名に赤が入っているので息子さんのお嫁さんに”力”がつきだしたのです。
また豊(とよ)という字はゆたかとも読みます。女性が豊かになるので、財布は若嫁が握るようになるのです。女性の法名にこのような字が入った家はみな、女性が強くなっています。また次の代で、今度は男性に良い法名をつけられるのです。
自分の勤めている会社も同じ事です。
会社に頼り切って使われていると、会社側の都合次第で左遷されたり解雇されたりして裏切られます。しかし、自分の才能を生かしてどんどん会社を利用すると、表面上使われているようで逆に会社を自分のために使っているのです。会社を利用してこそ、同僚以上に成功もするし、得をすることもできるのです。
墓も同じです。母親も嫁に頼るから不満がでるのです。せっかく女性が強く金銭に恵まれ墓が建っているのですから、嫁に頼らず嫁を使えば、嫁も喜び家庭も幸福になるのです。これが墓に頼ると使うのとのわかれ道です。


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