京都の大徳寺山内や大阪の瓜破霊園、真田山のお寺や生魂神社、藤井寺などに、竹谷先生ご指導の墓が数多く建立されておりますが、お寺様が不思議に思っておられることがあります。それは、何故か徳風会式で建てたお家の家運が良くなり、葬式が他家と比較して非常に出ないのであります。
 他のお墓は建立後、お地蔵様が建て増しされているのをよく見受けますが、お気の毒なことだと思います。皆同じように医学部を卒業された医師でもよく診る人もいれば誤診ばかりする人もいるように、墓相の世界も研究の度合いが違うのです。
 何故でしょうか?
 それは、これまでお墓を建てられたお家が、これを証明しているからです。
 一年ほど前、ある材木商の方が知人を通じ「お墓を見ていただきたい」と頼みに来られました。
その方は、四年ほど前に竹谷先生の指導を受けに来られたことがありました。しかし、その後、他の人の指導でお墓を建てられたのです。その時は商売も隆々と盛んにしておられ、土地も相当持っておられたのです。そういう事情もあって放っておいたのですが、再三頼みに来られますので見にまいりました。
 見ると墓は一見徳風会式の真似をして建ててありますが、墓に力がないのです。仏(霊名)が抜けております。次の代に建てる場所もありません。
 私は申しました。
「この墓を建てて半年頃から家運が傾き、相当な借金ができてしまい、工場も土地も売っておそらく回復できないほどになっていますね」施主はびっくりして言われました。
「その通りです。同じ形なのになぜそうなったのですか?」と。
「同じ形の人間でもいろいろあるでしょう。あなたの墓は財産が減る形にできているのです。財産が減らなければ、おそらく仏が出ているでしょう。死人が出るより、財産が減った方がまだよかったのです」
 まだ納得いかぬ顔をしておられるので、次のように図を描いてご説明いたしました。
「樹も石も、雨と太陽と土からの養分で生きているのです。樹を移植するとき、木の根と枝は同じ数ですから下の根を多くして上の枝を少なくします。だから樹を植えても枯れずに育っていくのです。 徳風会は何万基の無縁石碑の浄行積みをしており、先生が一番下の台石の裏の根を研究されたのです。下の根によって無縁になる家の統計を取っているのです。まして台石の下にコンクリートで納骨所や石棺を作られたら、自然の大地から気が受け取れなくなるでしょう。
あなたは、徳風会の先生の話を聞いておられるので、墓にはコンクリートも石棺も作ってはないでしょうが、石の裏の根が良くないのです。いかによい植木屋が、どれほど見事な枝ぶりの植木を植えても、根が悪ければ枯れてしまいます。 先生がどんな家のお墓を建てられるときでも立ち会われ、下の台石の裏にノミを打ち込まれるのは、墓に開運の根をつけられているのです。 あなたの墓はその開運の根がなく、凶運の根がついているのです。できたことは仕方がないでしょう。
特殊な事情のある家は先生がいつも石材まで選んでおられました。 徳風会は日本全国で何万基も無縁積みをしており、先生がその統計から吉相墓を考え出されたのです。 他の人にわかるはずがありません」と言いますと、
すぐ石碑を取り替えると申されましたが、それより早く工場がつぶれてしまいました。
 恐ろしいことですが、事実なのです。



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